モチベーション診断

過去経験のトラウマ:RABLE式 モチベーション診断

あなたは、過去に仕事のことで、心に傷を負ったことを思い出して不安になることはありませんか?

過去のトラウマが強いと、モチベーションが上がらないということがあります。その程度を測定しているのが、こちらの項目です。

では、詳しく見ていきましょう。

失敗経験のトラウマによるモチベーションの程度

人は知らず知らずのうちに様々なものに影響を受け、感情や行動・考え方が変化していきます。

知らない間に苦手意識がなくなるなんてこともあれば、年を重ねるにつれ、トラウマや苦手意識がますます強まったなんてことはよくある話です。

過去の経験・体験が今の行動にプラスに作用する場合

  • トラウマ克服:過去にトラブルが起きても、なんとかなった。今回もなんとかなるだろう。
  • 支援見込み:今回も上司や先輩がサポートしたり、フォローしてくれるから不安はない。

過去の経験・体験が今の行動にマイナスに作用する場合

  • トラウマ協調:あの時、すごく嫌な感情になった。あんな思いをするなら、今回はしたくない。
  • 損得勘定:過去に自分1人に責任や損な役割を背負わされた。今回も周囲の協力は得られない。

人は自分のこれまでの経験を参考にして、自分にはできるか・できないかの判断をします。それがプラスであれば自信になり、マイナスであれば不安になります。

この項目はどちらが強いかを測定しています。

失敗経験の影響の強さを測定する

この項目は、【Effective of past:過去の影響】と呼ばれ、モチベーションを今だけでとらえず、ネガティブな過去の影響をあなたがどれだけ受けているかを測定するためのものになります。

成功体験よりも、失敗したあの時、申し訳なく感じた時、悲しい気持ちになった時、自分の無力さを感じた時、二度とあのような気持ちを持ちたくないと思います。

その出来事に対して、【1.「絶対にないように○○しよう」と改善に向かう】もしくは、【2.「自分には無理だったんだ。」と諦めるたり、挫折する】という2通りに分かれます。

その刺激となった過去の経験が、どの程度、あなたの心に刷り込まれているのか?という、刺激の強さをこの項目では測定しています。

あなたは、以下の質問項目に対して、どちらの回答をしましたか?

Q3.あなたは、社内のトラブルや人間関係のいざこざなど
嫌な記憶を思い出すことがよくありますか?

嫌な記憶を思い出すので、
積極的になれない時がある
L4
L3
L2
L1
嫌な記憶もあるが、
それで気分が落ちることはない
R1
R2
R3
R4

<嫌な記憶を思い出すので、積極的になれない時がある>

あなたがこちらの回答を選んだならば、その理由を過去の経験からさかのぼって考えてみましょう。

この点数が低い人は特にその傾向が強く、些細なトラブルや意見の食い違いがあっただけで、「自分はダメなんだ。」とか「自分は上司によく思われていない」、「自分のことをみんなよく思っていない」と論理が飛躍し、被害妄想に陥りがちです。

そのため、「自分はもう関わらないでおこう」とか「言いたいことがあっても黙っておこう」と殻に閉じこもりがちです。

この得点が低い場合は、苦い思い出は本当に悪いことだけだったのか振り返ってみてください。

それは苦しいだけでなく、他人に対する感謝や新しい視点に気づくきっかけになったかもしれません。

また連携がスムーズになったり、ディスカッションの仕方を学ぶことにつながったかもしれません。

<嫌な記憶もあるが、それで気分が落ちることはない>

逆にこちらの回答、プラスの点数がついている人は、精神的に非常にタフであるといえます。

どれほど嫌な出来事や辛いことがあっても、しっかりと現実を受け止めることができます。しかし注意も必要です。

他人は、あなたと同じ感覚ではありませんので、それを相手に求めないようにしましょう。

良くある例としては、「みんな辛いし、これぐらい当たり前だ。」や「いつまでも引きずらず早く気持ちを切り替えて」など、相手にあなたの気持ちを押し付けてはいけません。

あなたの精神力がタフだからと言って、相手がそうできるとは限らないからです。

心の痛みは等しくなく、重く受け止めすぎる人、辛くても頭をすぐに切り替え、目の前のことに集中できる人には当然差があります。

そこには生まれ持った性格の差「Neurotic Tendency」が存在し、臨床心理学で実証されています。

生まれ持った先天的な性格の違いですので、努力によって変えにくいものです。そのため、自分の感じ方を決して相手に求めないように気を付けましょう。

失敗した過去の記憶に振り回されないためのアドバイス

上記でも触れましたが、Neurotic Tendencyは、先天的な生まれ持った性格であり、落ち込みやすい性格は中々変えにくいものです。性格を変えようと思うより、その感情を吐き出すストレス発散(Stress Coping)が重要です。

「悪く考えるな」と言ってもそれは無意識のことですから、変えることは難しいです。

自分1人で解決しようとするのではなく、正直に落ち込んだ感情を、上司、同僚や知人、家族と共有するようにしましょう。そこで申し訳ない気持ちや反省していること、今後こうしていきたいと思うことを伝えましょう。

すると相手は、ほとんどの場合優しい反応をしてくれるでしょう。すれ違いがあったとしても、それが職場の為で、良くしようと思う気持ちであれば、必ず理解を得られるはずです。

その安心感を得るためには、相手と話し合い、相手の反応を見ないことには、それを実感できません。

あなたも気まずい思いをしているとき、話してみてすっきりした経験はありませんか?

落ち込んでいるときほど、勇気をもって話しかけることにチャレンジしてみてください。

この点数が低い人にあなたがしてあげられること

失敗を糧にできるか、失敗に押しつぶされてパフォーマンスが低下するかは職場文化や指導内容で大きく変化します。

1.意見のすれ違いや対立は起きて当然だという職場文化を作る

誰かと仕事をするうえで、思い違いや意見の対立が起きないなんてことは、ほとんどの場合ありません。必ず何らかの不満は出てきます。それはみんなが我慢するのではなくて、口に出し表現することで、そういった不満があるという事をみんなが知ることが大事です。

すると、「誰もが言いにくいことをよく言ってくれた。」や「そういった不満があることを知らなかった。ごめんね。」という出された意見には必ず肯定しあう文化を作ることで可能となります。その結果、意見の対立に対する抵抗感を減らすことができます。

2.人格否定のような指導や言葉を発している人は厳しく追及する

意見の食い違いや課題点を指摘する際、自分の感情に任せて、相手の人格を否定したり、強い口調や他人を攻撃・威嚇するような態度をしている社員は評価を下げましょう。

厳しく指導して、そのような行為を辞めさせるなどのルールを徹底し、冷静に話し合える文化を作ることが大切です。

3.意見は、すべてを出し切ることを目標にする

もちろんすべての不満や意見を聞き入れることはできません。状況によってできること・できないことはあるからです。

しかし、最初から否定するのではなく、話を最後まで聞いてから、「○○だから、それに対応することは難しいけど、△△の不満が出るのもわかったよ。言ってくれてありがとう。」という言葉などを投げかければ、意見を言った人が気まずくなることを防げます。

反対に、頭ごなしに否定すれば、「言わなければ良かった」という気持ちが増していきますし、最終的には「2度と言わないでおこう」と、心に殻を作ってしまいます。意見が正しい・間違っているにかかわらず、発言に対して耳を傾けるということを実践することが大切です。

4.話し合った後で相手に対する配慮の言葉をかける時間を持つ

話の食い違いや意見の対立は会社のためにはするべきで、そこに悪者はいません。しかし、どうしても自分の意見に反対する人は敵とみなしたり、少数意見を言った人は孤独感を感じるなど、悪感情的を抱いてしまいます。

そこで必ずお互いに「そう思ってたんだね。誤解してたよ。」や「その立場からしたらそう思うのも自然だよね。」など、相手に配慮した言葉を話し合いの最後には持つようにしましょう。

そういったルールを実践するだけで、間違った意見を言った人も気まずい思いをすることなく、トラブルや意見交換をすることができる職場になっていきます。

働きやすい職場づくりへのヒント

リサーチをすると、わが社のモチベーションは高い、低いという言葉を使いたくなるクライアントが多いのですが、実際は、「モチベーションを上げられているので、今の指導を継続しよう。」や「下げてしまっているので、私たちの指導を改善しよう。」という言葉のほうが的確です。

つまり、課題の本質は現場のトップの指導や雰囲気づくりにある。と言えます。例えば、現場の管理職が変わるだけで、大きく生産性が上がる。という話を良く聞かれるのではないでしょうか?もちろん、その逆もありますが・・・

Rableでは、この項目を管理職(マネージャー)の評価に活用し、モチベーションを下げない指導や接し方、職場文化を形成できているか?を測定しています。

悪い職場文化であれば、誰もが「思うことがあっても言わないでおこう」や「人間関係を悪くしないように無難に接しよう」と、「ことなかれ主義」の職場が出来上がってしまいます。

良質な職場文化、改善文化、互いの気持ちを言い合える職場づくりができているかをRableでは職場全員の回答を集計し、数値化することで、改善に役立てています。

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