モチベーション診断

未来に対するイメージ:RABLE式 モチベーション診断

あなたの職場を見回してください。

「もっと出世して〇〇という役職につきたい。」と考えている従業員と、「出世は諦めた。最終的には雑用のような仕事をさせられてそうだ。」と考えている社員ならば、どちらがモチベーションが高い従業員だと考えますか?

ここまで極端に意見は分かれません。では、どのようにモチベーションを測定できるでしょうか。

キャリア志向というモチベーション

人は環境を変えたい、状況を変えたいと思ったときに努力します。

例えば、お金が欲しい。もっと仲良くなりたい。自分を理解してほしい。一目置かれたい。尊敬されたい。動機の向きは人によって様々ですが、自分の理想とするイメージが強いほどに、それに近づこうとします。

逆に、現状に満足している人は、今の行動を継続しようとする慣性が働きます。今のままでいいのですから、行動を変える必要がないからです。

そのモチベーションにおいて、未来に対してどう認識しているか?というのは非常に重要な要素になってきます。

未来のポジティブな認識(キャリア志向)が努力の源泉

人は様々な期待によって動機づけられます。例えば、以下のような内容です。

  • がむしゃらでも、努力すれば良い成果が得られるから
  • 学習能力や業務能力が、自分には備わっていると思うから
  • これまで(経験・実績)もなんとか出来た!今回もできると思うから

その期待をどれだけ強く感じられるかで、行動の質が大きく左右されることは【Expectation Theory:期待理論】でも実証されています。その様々な期待の中で、キャリア(未来)に対する期待(認識)を切り取ったものがこの項目になります。

【Positive Recognition for Future:未来に対する認識】が低い場合、「努力しても無駄」、「自分が頑張ったところで何も変わらない」という無気力感を感じ、改善や工夫、話し合いへの積極的な参加をしなくなります。

Q11.あなたは、この会社で10年後まで働いた場合に、
どのようなイメージを持てますか?

未来は悪くなることはあっても、
良くなることはないと思う
L4
L3
L2
L1
この会社で働き続ければ、
未来はそんなに悪くないものだと思う
R1
R2
R3
R4

<未来はよくなることはあっても、良くなることはないと思う>

こちらの選択肢に回答した人は、今の会社・職場においてよい未来をイメージすることが難しいと考えています。

そう思ってしまう原因には様々な要素が存在します。いくつか例をあげておきましょう。

  • 自分の能力では昇給・昇進することができないと思う
  • 努力して成果を出しても、昇給や昇進につながる実感が持てない
  • 職場のメンバーのやる気が低く,会社を良くしようとする気がないと思う
  • 経営層や管理職たちの売上を伸ばそうという意思を感じられない
  • 業界的に縮小傾向の業種で未来に希望が持てない
  • 売上が停滞、減少しており、10年後会社があると言いきれない
  • 上司によく思われていないので、チャンスをもらえないと思う

こういった認識をしていれば、モチベーションが上がらないのも仕方ないことといえます。

1番の(自分の能力~)を除いて、管理職でもなければ、自分の努力でコントロールできることではないからです。

<この会社で働き続ければ未来はそんなに悪くないと思う>

逆にこちらの選択肢を回答(プラスの点数)した人は、今の会社・職場で働き続けることが未来のキャリアにつながると肯定的な認識ができています。

  • この職場で努力すれば、自分の経験・知識・能力を高めることができる。
  • 努力を継続すれば、評価されて、昇進・昇給ができると思う
  • このメンバーと努力したり、協力することは楽しい
  • この職場で経験したことは、人間的に成長出来たり、他の会社でも役立つと思う
  • この職場では努力すれば、責任ある仕事やポジションを任せてもらえる
  • 独立するためにも、この会社・職場では多くのことを学ぶことが良いと思う

そのキャリアが今の会社・職場は別として、自分の思い描く未来に対して、今の職場で頑張ることがつながっているというポジティブな認識ができているため、意慾的に業務に取り組めることができるでしょう。

それは他の為でなく、会社への貢献・成果を出すことが、自分のためにつながるからです。

自分のキャリアに良いイメージを持てない人へ

モチベーションが低下しているとき、周囲の人間や上司から指導や話し合いをしても、あなたの心に響かないかもしれません。「○○だし、自分だって思うことはある」と心の中で言いたいことがあるでしょう。

しかし、自分がしなければその仕事を誰かが代わりにしています。自分がやらないと思うこともあなたの権利ですが、それと同時に職場の一員として業務を遂行する義務もあります。

権利と義務は表裏一体で、義務を果たすからこそ、権利を主張できます。

そして、会社を辞めず、今の職場で働くという現状維持という意思決定をする以上は、自分のできる範囲で努力をしていきましょう。

キャリアや出世というものは、最終的には、部下も含めた周囲の人からの評価により勝手に付いてくることがあります。

そして、もしも、出世できなかったとしても、自分のモチベーションをコントロールするという力は必ずあなたの人生の助けとなります。プライベートでも...交友関係でも...仕事でも...

当然、誰もが落ち込むことはありますし、感情に引っ張られて仕事が上手くいかないことは優秀な人だって同じです。

そこで「こう考えれば自分の感情をセーブし、感情に振り回されないで済む」というモチベーションをコントロールする力が育てば、今の会社を辞めたとしても、必ず自分にとってプラスになります。

この点数が低い人にあなたがしてあげられること

人の行動というのは、気持ちに大きく左右されます。

だからこそ、その人に合う指導や言葉は千差万別で答えはありませんが、未来に対するイメージを高めるためのアドバイスをしてみましょう。

1.業務能力に自身がない人に対して

自分の能力に自信を持てず、今の会社で働き続けている将来を不安に感じているならば、最初の頃と比較して、仕事が出来ている部分を伝えてあげてください。

業務能力とは、日々の業務を続けていくことで、少なからず、誰もが成長できるものです。そのため未来には、今は出来ないことが出来るようになっているということを伝えましょう。

2.人間関係が苦手な人に対しては

相手の人間性を理解してあげましょう。どのような職場でも、自分自身を理解してくれる人が1人でもいるならば、未来を良いイメージできるようになります。

3.承認欲求が強い人に対して

自分自身が考えていることや、仕事ぶりを評価して欲しいと感じています。

ここで言う評価とは、会社にある規定の評価ではなく、「〇〇さんは、仕事が丁寧ですね。」「〇〇さんは、細かなことに気付いてくれますね。」や「〇〇さんは、△△が苦手じゃないですか。それを直すためには、□□が良いですよ。」など、仕事ぶりに注目してあげることが大切です。

4.不満や要望を持つ人に対して

不満や要望を抱いている人は、その不満や要望が独りよがりの内容ではないか?ということを話し合いましょう。

その上で、会社のためになる要望や、その他の人も感じている不満なのか確認しましょう。不満や要望というのは、気付くことにも能力が必要です。また、その何倍もハードなのが改善ですが。出来ることならば、一緒に改善していく未来を話しましょう。

働きやすい職場づくりへのヒント

職場の全員が未来へのイメージが良いものである。と感じていれば、今の職場に不満はありません。そして、不満が無いということは、あなたの会社の強みでもあり、人材育成が上手く機能している証拠にもなります。

反対に、未来に対するネガティブな感情を持っている人が多ければ、キャリアアップを目指す人材が不足することにもつながります。

どうすれば、この職場で働く未来に良いイメージを持たせることが出来るのか?ということに取り組んでいきましょう。

例えば、評価制度の見直しや、新しいポジションの創造、より人間関係が強固な職場環境など、様々な方法が考えられます。

Rableでは当項目をはじめとして、モチベーションが高い状態を定義する項目とそれぞれの不満・満足項目と連動させ、どの施策が効果があったのか?という成果・活動評価をするようにしています。

そうした原因と結果を明らかにする土台を作っておくことで、確実に自社のマネジメント改革、モチベーションアップを進め、生産性を高めることを真に実現できます。

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