誰もが、人手不足を感じるタイミングは同じです。それは、どのようなタイミングでしょうか?少しイメージしてみてください。
例えば、今まで5人で行っていた業務を4人でやらなければいけない。というような場面ではありませんか?
そして、そのような悩みを感じた場合に、求人広告の営業マンや、派遣会社に相談するなど「新しい人材が必要だ!」と考えていませんか?
このように、「採用した人材の〇〇がダメだ。〇〇の職場で人手が足りない。」と考えるのは良いのですが・・・
「なぜ、人手が足りないのか?」という課題を発見することなく、採用を強化しようとするほどに、あなたの会社は、人手不足の負のスパイラルに陥ってしまうでしょう。
人手不足の原因もわからないのに採用人数を増やそうとするのは危険!
人手不足に陥る企業に見られる負のスパイラル
- 初期段階 : 人が足りないと考えるため、求人広告費への投資を増やす。
- 次の段階 : 採用した人材に即戦力で働いて欲しいので、指導時間を短縮する。
- 末期段階 : クオリティが低下しクレームが多発し、従業員の不満が増大する。
このように、アルバイトや正社員が離職したから、代わりに採用しなければいけない!という、今まで式の人手不足解消方法では、根本的な解決にはつながりません。
RABLE式のリテンションマネジメントとは、まったく反対の考え方となります。
例えば、「人手が足りない原因は、早期離職率が高いからであり、定着率を高めれば、人手不足は改善される。」という、離職率の改善にあります。
しかし、単純に全ての従業員に、長く働いてもらう。というだけでは、今以上の悪い結果を招いてしまいます。
では、どうすれば、良いのでしょうか?
あなたの会社にとって、必要な人材とは?
優秀な人材が不満に感じていることとは?
まずは、あなたの会社にとって、必要な人材とは、どのような人材ですか?
例えば、営業成果や業務処理能力、または、新しい企画を提案した回数や、そのアイデアの実現回数など、様々なKGI(重要業績評価指標)データを用意し、そのデータを元にして、どのような従業員を増やしたいのか?ということを考えていきます。
次に、そのような会社にとって必要な人材が不満に感じていることは何でしょうか?
例えば、会社の将来に対しての不安や、職場のメンバーとの人間関係、それとも、自分が成長できる、自分のチカラを試せるような業務であるか?など、様々なES調査(従業員満足度)データを元にして考えていきます。
もちろん、社外でのイベント開催や、レクレーション活動などを希望しているならば、そのような、福利厚生を充実させることで、従業員は満足するでしょう。
RABLE式リテンションマネジメント に必要な3種類のデータ
RABLE式のリテンションマネジメントは、組織マネジメントを科学的に行うことにあります。
つまり、マネジメントに関するデータを作成、または、すでに存在している売上や労働時間・離職率などのデータを用いて、どの数値に課題があるのか?そして、どのような数値を改善すべきか?ということを明らかにしていきます。
そのために、RABLE経営研究所は、以下の3種類のデータ作成をサポートしています。
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1会社にとって必要な人材を発見するためのKGIデータの作成
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2どのような人材の離職を改善しなければいけないのか離職率データの作成
step
3行動心理学に基づき、会社に必要な従業員の満足度データ作成
これらの3種類のデータを作成することで、どのような従業員を増やすことが、マネジメントの目標となるのか?ということが明らかになります。
つまり、リテンションマネジメントでの人手不足の解決方法とは、採用を強化するという人材戦略の入り口を強化する前に、離職率の改善という出口戦略を達成します。
では、離職率を改善して、働きやすい職場環境を作ることで、どれほどの費用対効果があると思いますか?
働き方改革にどんな効果があるの?
コスト削減と無駄な時間を削減できるようになる
次に、リテンションマネジメントを成功させることで、どのようなメリットがあるのか?ということを確認してみましょう。
例えば、「残業を0時間にすれば生産力が低下する。」や「働き方改革なんて、実現できない夢物語だ。」と考えていませんか?
では、改めて冷静になって良く考えてください。
簡単に重要な4つのポイントを以下に紹介しましょう。
上記の2つの表をご覧いただければ、離職率が高いということは、お金と時間の両方を失っていることをご理解いただけるでしょう。
これらは、データを確認するまでもなく重要だとお気づきの方も多いかもしれません。
しかしながら、データがあればマネジメントの目標数値を作成することが可能です。
マネジメントの目標数値とは?
- 昨年1年間で20名を採用したが12名も離職してしまった。今年は離職人数を5名で抑えよう。
この目標を全社員で共有して、離職する社員を減らすように取り組もう。 - 今年は3店舗の新規出店を計画しているから、3名の店長候補を育成しよう。
どのような指導をすれば、店長として任せられるのか改めて考えて、指導方法を見直そう。 - 勤続年数3年未満の従業員の内68%は、もっと丁寧な指導方法を求めているが、
勤続年数10年を超える従業員の内34%が、新入社員への指導が難しいと不満に感じている。
今の時代は、社員が長く働いてくれる(または、働きやすい)企業が成長していくことは、あなたにも容易に想像できるでしょう。
実際、GOOGLEやスターバックスやトヨタは働きやすい企業として有名であり、成長している企業としても有名です。
このような方法は、大手の有名な企業だけではありません。
例えば、サイボウズという会社は、社員数が100名ほどの時期に、毎年30名程度も離職していたため離職率は28%だったそうです。
その離職率を4%にまで改善すると、そこから一気に売上が拡大していきました。
これらの企業は、何年もの時間をかけて、継続して働きやすい環境づくりに取り組んでいます。
さらに、離職率の改善には、お金をかけて福利厚生への投資を拡充することではありません。全社員で協力するための、目標数値を作成することが一番大切なのです。
RABLE式のEXCELテンプレートで
あなたの会社のマネジメントを考えてみてください。
このEXCELテンプレートは、簡易版として利用いただけます。
そのため、入力方法がとてもシンプルであり、なおかつ、今の離職率だと、どれだけの広告コストを損失しているかもわかります。
離職率を計算するためには、従業員の氏名・入社日・退社日のみを入力していただければ、様々なグラフを出力可能です。
【離職率計算用 データ入力シート】
上記のようにデータを入力いただければ、以下のグラフなどを含めて、自動的にグラフをを出力してくれます。
以下の画像は、採用した人数と離職した人数を自動的に計算し、従業員数の増減を1枚のグラフを見るだけで確認いただけます。
さらに、年間の求人広告費への投資額を入力いただければ、早期離職によって発生している無駄な投資コストまでわかるようになります。
このグラフの場合、5年間で7百万円の求人広告費の投資が、1年以内に離職した従業員を採用するために投資されました。
さらに、それだけではありません。
年間売上データと、年間の総労働時間を入力いただければ、1時間あたりの生産高データも確認できます。
むやみに、従業員に対して給与などの待遇を増やすなどの高待遇にしてしまうと、働きの悪い従業員だけが増えてしまい、1時間あたりの生産高が落ちてしまいます。
これらのデータを見ても、では、どうすれば良いのか?と迷われるかもしれません。
しかし、この結果を見て、どの数値結果を改善すべきか?という目標数値を設定できるようになります。
私たちのサービスは、このような結果を改善するための従業員満足度調査を実施することにあります。
詳しいことは、以下のブログ記事で確認いただきたいのですが、他では提供していない特別な従業員満足度調査を実施できます。
682社が利用している離職計算EXCEL
まずは、どのような企業でも、簡単に利用できるツールとして、RABLEでは離職率を簡単に計算できるEXCELシートを用意しています。
この離職率計算EXCELテンプレートは、従業員の氏名・入社日・退社日を入力するだけで、様々な離職率データを出力できます。
このEXCELテンプレートは、シンプルで使いやすいため、多くの企業で利用していただいています。
ぜひ、リテンションマネジメントの無料レポートを読んで、RABLE式の離職率計算EXCELテンプレートを【無料】で手に入れてください。
【無料ダウンロード】
リテンションマネジメントの無料レポート
SAMPLEデータが入ったEXCELテンプレート
現在、682社にご利用いただいています。
ダウンロード期間:2020年7月20日までを予定
※早期に無料提供を終了するかもしれません。
RABLE経営研究所では、マネジメントデータのデータ分析を専門とするスペシャリストが今回の離職率計算EXCELを作成しています。
RABLEでは、現在、毎月限定5社の皆様に、特別な料金で従業員満足度調査を実施させていただいています。
PDFをダウンロードいただいた皆様には、特別なご案内として特別価格で3ヵ月間だけのご応募が可能です。
ぜひ、データをダウンロードしていただき、お早目にご応募ください。